寂而不聞之聲兮 漠而不見之景兮 観用不可思議眼
宝滴015
本文
寂而不聞之聲兮
漠而不見之景兮
観用不可思議眼
形式
#漢詩風
カテゴリ
#8.比喩・諷刺・諧謔・引用
ラベル
#比喩
キーワード
#寂静 #見えない景色 #心眼 #不可思議
要点
見えず聞こえぬものも、心の目で観ることで理解できる。
現代語訳
音は寂かで聞こえず、景色は漠として見えない。しかし不可思議の目で観るならば理解できる。
注釈
中国古典の文体を借用し、不可思議を強調。
解説
身体感覚に頼らず、悟りの眼で世界を観るという比喩。禅的な「心眼」を示す漢詩風表現。